花好きの方へおくる　花鋏のすゝめ

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店長ブログ

2021/09/10 花好きの方へおくる　花鋏のすゝめ

千葉県旭市の花屋「よしの生花」の店長、吉野です。

今日も当店のブログをご覧いただきありがとうございます。

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先日、花鋏を新調しました。
花屋にとって花鋏とは、武士でいうところの刀であり、なくてはならない相棒的な存在です。

ところで皆さんは、花鋏ってお持ちですか？
切れ味の悪い鋏で花を切ると、導管が潰れてしまい花保ちが悪くなります。お花を飾る機会が多い方には、花鋏を持たれることをおすすめいたします。

そこで今回は、花鋏を選ぶ際のポイントを、3点ほど挙げさせていただきますので、花鋏選びの参考にしてみてください。

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まずは、「刃の切れ味と耐久性」です。
切れない鋏を使っていると、水の通り道である導管を潰してしまい、それにより花保ちが悪くなってしまいます。花鋏にとって、1番大事なことはよく切れるということだと思います。それと次に大事なは刃の耐久性が挙げられます。100均の鋏でも、最初はそれなりに切れます。しかし、刃の耐久性が弱く、切れなくなるのが早いです。
刃の切れ味と耐久性を考えると、1,000円以下の安価な鋏じゃなくて、ある程度の価格帯(2,000〜3,000円くらい)の物を購入することをお勧めします。
次ポイントは、「握ったときのフィット感」です。
鋏のサイズは各種様々です。自分の手にあった鋏を選ぶようにしましょう。サイズの選び方ですが、確実なのは実際にお店で鋏を握ってみることをお勧めします。
ネットのお店で買うのもいいんですが、届いた鋏を握ってみたら自分の手にはちょっと大きすぎたってこともあります。てか、実際私はその失敗をしてたので(笑)なので、ネットで買うより、実店舗での購入をお勧めします。
最後は「メンテナンスのしやすさ」です。
切れ味を保つためには、多少なりのメンテナンスが必要になります。基本的なメンテナンスとしては、使用後に刃の汚れを拭き取ったり、定期的に油を差したりといったものが挙げられます。また鉄製の花鋏は錆びやすくメンテナンスが難しいため、初心者の方にはステンレス製の花鋏がいいと思います。ちなみに、今回私が新調した花鋏もステンレス製です。
メンテナンスって聞くと、面倒臭いって思いがちですが、可愛がってあげるとだんだん愛着が湧いてきますよ。これが長く切れ味を保つための、最大の秘訣のような気がします。
以上、花屋が提案する花鋏選びのポイントでした。